中小企業の課題を解決するオープンソースERP、iDempiereとは? 5-1

2014年12月26日 金曜日


iDempiere最新情報

SUMMARY

  • 中小企業が事業を拡大するときは、業務の管理方法すべてを見直す好機である
  • 生産管理の改善にiDempiereの導入を検討している事例を紹介
  • iDempiereを導入すると、社員個々の技能に頼っていた業務で、属人性を排除できる

 

 業務の課題は、企業の数だけ存在します。生産管理、販売管理、在庫管理など中小企業の抱える業務上の課題に対して最適なソリューションを提供するオープンソースERP(業務システム)、 iDempiere (アイデンピエレ)活用セミナーの模様を、5回シリーズでご紹介します。

 

事業拡大に伴い業務全体の管理を見直したい、精密機械・部品製造業A社様

 

それではさっそくiDempiereを検討、活用しているお客様企業の課題から、iDempiereのソリューションを見て行きましょう。

はじめにご紹介するのは、特殊ワイヤー製造業A社様(従業員数300名)です。

A社様は、急激に生産量が増えて、現在、新しい工場を増設中の製造業です。それに伴い、これまでの受注生産だけではなく、見込生産も視野に入れた業務の仕組みの見直しが求められています。 事業拡大は、これまで当たり前のように行ってきた業務全体を見直す好機でもあり、このような状況下で、iDempiereを使った生産管理システムの導入を検討されています。

A社様の生産管理の工程は、受注生産で、ワイヤーを一次加工して中間製品在庫にした後、個々の顧客のニーズに合わせてサイズやかたちを加工して出荷するという、非常に典型的な工程になっています。

この工程のなかで大きな課題となっているのが、「生産管理」と「原価管理」です。

 

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社員個々の技能に頼っていた生産ラインを、iDempiereの導入で標準化する

 

それではiDempiere導入前のA社様の課題を具体的にご紹介しましょう。

 

- 生産計画が属人的である

 

現在、A社様の生産計画は社員の方が1名で行っている状況です。つまり製品の品質やスケジュールが、組織やiDempiereのようなシステムの力ではなく社員の個の職人技に依存しているわけです。

 

- 納期が遅延する

 

生産が属人的になっているため、担当者が病欠した場合には対応できないこともあります。結果的に納期の遅延が発生します。

 

- 管理番号が紐付かない

 

生産管理をiDempiereのようなシステムを使わずに手動で行っているため、納期を優先して、完成した製品から出荷している状態です。納期には間に合っても、注文番号と製品番号、出荷番号が紐付かないことがあります。

 

- 正確な原価計算ができない

 

材料の原価だけではなく、人件費の配賦も含めた管理をするためには、手動だと時間がかかります。

 

中小製造業の生産管理は、A社様のように生産力を社員個人の力に依存するケースも少なくありません。今後、工場を増やし、事業拡大を目指すためには、これまでのような職人技に加え、iDempiereのようなシステムを導入して全体を標準化することで作業効率は格段にアップします。

 

「いつ」「誰が」「どの製品を」「どの機械で」製造するか?

この管理の仕組みをiDempiereのような業務システムを導入することで、一括で管理することができるのです。

 

 

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