アイティテラは、なぜ他社の半額で提案できたのか? ~オープンソース業務システムiDempiere本格導入事例~ 3-2

2014年11月28日 金曜日


iDempiere最新情報

SUMMARY

  • A社様 iDempiere 導入のきっかけは、ネットのお問い合わせからはじまった
  • ヒヤリングをもとに、OSSであるiDempiereの特性を最大限に活かした環境づくりを目指す
  • 6社競合プレゼンでの勝因は、iDempiereの圧倒的コストパフォーマンスと現行の課題を深く掘り下げたソリューション

 

業務システム iDempiere(アイデンピエレ)の導入成功事例勉強会の模様を、成功のポイントに的を絞って3回シリーズでご紹介しています。2回目は、A社でのプレゼンの模様を解説しています。

 

A社様iDempiere導入の経緯:ネットのお問い合わせから、プレゼンへ参加

 

「それでは導入事例に移ります。A社様の6社競合、基幹業務システム再構築プロジェクトにおいて、なぜIT-teraが、他社の半額でご提案することができたのか、という経緯をお話します。」

 

「まず、ユーザー様企業との出会いからお話します。」

 

「2012年、弊社Webサイト上のオープンソースERP(当時はADempiere)の告知ページをご覧いただいたA社ご担当者様から、お問い合わせをいただいたのが始まりです。A社様は、ジュエリーの製造・販売を行い、海外含め70店舗を展開されている業界のリーディングカンパニーです。」

「A社様では、販売・会計・給与人事のシステムが保守切れとなるため、システムリプレースを検討していました。A社ご担当者様は、自身でPHP言語でプログラムを書く方で、もともとオープンソースに理解のある方だったのです。その流れでオープンソースERPにも興味を示され、声をかけていただきました。」

「これからはオープンソースの時代ですよね〜」

 

「そんな共感とともに、A社様のERPシステムリプレースのプレゼンに参加させていただくことになったのですが、競合他社となったのは、名だたるメーカーさん、パッケージベンダーさん、計6社でした。」

 

A社様iDempiere導入の経緯:現行システムの不満を解決すべく奔走

 

「A社様のご要望、その第一声は、『できるだけ安く』というものでした。」

 

「当時稼働していたシステムは国産メーカーの商用パッケージ販売管理システムでした。導入当初カスタマイズ費が高額のため、あまり手を入れられず、多機能ではあっても、個々の機能を使いきることができませんでした。業務で足りない部分は、結局、担当者様がPHPで手作りのシステムを作って対応しているような状況だったのです」

 

「A社様では、販売管理システムだけではなく、ネットワーク、サーバを含め、同じ国産メーカーさんの製品を導入していましたが、修理を依頼するたびに毎回70万~80万という高額な費用を請求されていたそうで、それが悩みの種でした」

 

「さらに保守契約の更新のたびにバージョンアップ費用を請求されるのも、社内予算を圧迫していました。」

「そういったお話を伺いまして、IT-teraとしては、現行システムの不満を解消するためには、オープンソースの特性を最大限に活かした戦略を立てることにしました。そしてコストダウンのために奔走しました。」

 

news idempiere new   アイティテラは、なぜ他社の半額で提案できたのか? ~オープンソース業務システムiDempiere本格導入事例~ 3 2

iDempiere最新情報

 

A社様iDempiere導入の経緯:OSSの特性を最大限に活かした環境づくり

 

「A社様からのヒヤリングをもとに、OSSの特性を最大限に活かした環境を目指しました。具体的な導入方針は、次のようなものです」

-最新のiDempiereを、CentOS、PostgreSQL、Tomcatの上に構築

→システム、プラットフォームともに無償のOSSを利用した。

 

-iDempiereは販売管理システムとして位置づけ、他ソフトと連携

→実際に操作する担当者様の使い勝手を考慮し、会計や人事に関しては、これまでの既存ソフトを使用し、iDempiereとは必要な部分のみを連携させた。

 

-高スペックの専用レンタルサーバを用い、IP制限をかけて運用

→運用の手間を軽減するためオンプレミスをやめた。クラウドサービスも高額だったため、レンタルサーバを選択した。

 

-無償のオープンソースBIスイート(PentahoCE)を導入し、担当者様ご自身がSQLやETLでデータを抽出できる仕組みを構築

→社内向け報告レポートを提出する企業様の業務ニーズに対応した。

 

A社様iDempiere導入の経緯: 6社競合からコストパフォマンスで、iDempiereが勝利

 

「最初のプレゼンは、6社競合でした。その後3社に絞られ二次プレゼンが行われました。ちなみに、一次選考で残念な結果となった3社の落選理由とは次のようなものでした。」

 

-大手Sierによる販売パッケージ

→いまひとつパンチに欠ける。

 

-小売業専用販売パッケージ

→パッケージ費とカスタマイズ費用をあわせると、思いのほか高額。

 

-有償オープンソースERP

→カスタマイズ金額は、ほぼiDempiereと同額だが、ライセンス費用が高額。

 

「二次選考での、各社の評価は次のようなものでした」

-超有名国産パッケージベンダー

→実績・ネームバリューともに申し分ないが、カスタマイズを前提とした場合、他社提提案額よりはるかに高額となる。費用を抑える場合はカスタマイズ要件を大幅に削ることとなる。

 

-国産メーカー現行パッケージのバージョンアップ

→パッケージバージョンアップ前提の費用を抑えた提案であったが、その半面要求機能が大幅に不足し、外貨対応も不可能とのことで、対象外となる。店舗を出店するたびに別途費用がかかる点もマイナス要因。

 

-無償OSS iDempiere IT-tera

→基本的に発生するのはカスタマイズ費用のみ。圧倒的に低コストで、カスタマイズを最大にした場合の提案でも、他社の費用を抑えた提案金額と同等だった。BIも導入していることから、顧客の要求事項をすべて満たすことができる。

 

「ということで、最終的には超有名国産パッケージとiDempiereのふたつに絞られました。」

 

「両者のコストを比べた場合、5年間のランニングコストで3分の1 イニシャルコストで2分の1というように、圧倒的にiDempiereのコストパフォーマンスが圧倒的に優れていることが証明されました。」

「国産パッケージのブランド力をとるか、iDempiereの費用をとるか、という選択肢のなかで、最終的にはiDempiereを選んでいただくことができました。」

 

 

iDempiere の導入支援や保守サポートについては、こちらへ

 

iDempiere についてもっと知りたい方は、こちらへ