【ユーザー事例】 大手ベンダーからiDempiere に乗り換えた10のメリット 2-2

2014年11月14日 金曜日


iDempiere最新情報

SUMMARY

  • iDempiere 導入後のメリットは、現場の声に合わせたカスタマイズができたこと
  • プレゼン時の見積に保守契約も含まれているので、iDempiere導入後も追加費用はゼロ円
  • 導入後の疑問は、iDempiereはコミュニティでサクサク解決

 

年商40億円のジュエリーの企画、製造、販売業が、大手ベンダーからiDempiere に乗り換えて、業務のスリム化に成功しました。iDempiere(アイデンピエレ)に乗り換えるメリットをクライアントにインタビューした模様を、2回シリーズでご紹介します。

 

メリット6 現場のユーザビリティを重視したカスタマイズ

 

【Q】iDempiereをどのようにカスタマイズしましたか?

 

【A】

現在、iDempiereで使っているのは、販売管理、購買管理、在庫管理の部分です。さらにiDempiereをプラットフォームとして捉え、その上に当社で必要な機能をプラグインしました。

 

IT teraさんがいちばん力を注いでくれたのは、ユーザビリティでした。

 

実際に使うのは、ITを専門としていないショップや倉庫で働く現場の人たちです。前システムとの使い勝手が変わらないように、販売管理画面など入力系の画面はバッケージ風の画面に作りこんでもらいました。

ユーザビリティというのも、大きなメリットだと思いますね。

 

 

メリット7 iDempiereはグローバルにも強い

 

【Q】iDempiereでの日常的な修正はどのように対応していますか?

 

【A】

現場が必要な情報というのは、常に流動的なものです。運用後も、頻繁にシステムカスタマイズのリクエストが来ます。簡単なものであれば、僕がSQLで作っています。これも、オープンソースだからこそできる柔軟な対応ですね。

 

そういえば、マカオ支社から、先日、問い合わせがありました。マカオ支社のシステム担当はJAVAが得意で、「iDempiereをいじりたいから、見せてくれ」と、言われました(笑)。

 

マカオで日本の在庫情報が見られるようになると、ずいぶん業務スピードが変わると思います。iDempiereは、グローバル対応業務システムで海外拠点との連携も得意ですよね。ゆくゆくはiDempiereを使ったマカオとの連携も考えています。

当社の規模にフィットした業務システムのなかで、グローバルに強いシステムというのは、実は、ありそうでないんです。多通貨対応など、グローバルのための対応があるのは、ありがたいですね。

news idempiere new   【ユーザー事例】  大手ベンダーからiDempiere に乗り換えた10のメリット 2 2

iDempiere最新情報

 

メリット8 運用後の変更も、追加費用なし

 

【Q】運用面でのiDempiereには、どのような特徴がありましたか?

 

【A】

システムは導入してからが本番です。

 

導入直後には、どうしても前システムと新システムを比較して、その違いについての声が上がってくるものです。その点は、パッケージ、オープンソース、どちらのシステムであったとしても同じだと思いますが。システムが新しくなることで、本当は便利になっているにも関わらず、慣れていた画面のほうが便利だと錯覚する心理は、どうしても働きますよね。

 

真実はどうあれ、そういった現場の声に合わせて、柔軟に運用を変えていかなくてはならないわけです。そんなとき、IT-teraさんは、本当に頼もしかったですね。

 

プレゼン時の見積に保守契約も含まれていました。だから追加費用は発生していません。その上、システム改善計画というのを定期的に実施してくれるんですよ。導入から保守までワンストップのサービスで、パッケージ製品にありがちな意味のないバージョンアップもないんです。

 

大手の場合、保守では別途料金が発生するのが一般的だと思いますよ。ですから、運用後のサポートについては非常に大きなメリットでしたね。

 

 

メリット9 コミュニティの積極活用で、運用後の問題も、そのつど解決。

 

【Q】iDempiereをどう評価しますか?

 

【A】

繰り返しになりますが、オープンソースの透明性が運用後に効いてきていますね。簡単な変更が社内でできるという点は、長い目で見ると非常に評価できる点ではないでしょうか。

 

現在は、僕が作ったシステムとiDempiereを連携させて使っています。データの移行など、いろいろと問題はありましたが、iDempiereはコミュニティ(ユーザー同士が意見を交換するヘルプページ)が活発なので、困ったときにはコミュニティを積極活用して、その都度、問題を解決するようにしています。

 

バージョンが新しくて、トライアルができたのもメリットですよね。当然のことながら、オープンソースならではのサクサク感、軽い操作性もストレスを軽減します。

 

 

メリット10 iDempiereの徹底活用で、一歩先の目標を見据えることが可能に

 

【Q】今後の目標を教えてください。

 

【A】今後の目標としては、まず、正しいデータをとることですね。

正直な話、システムそのものは、売上に直接結びつかないんです。

ただし、ここ数年でデータ分析のリクエストがますます増えていて、店舗ごとの売上比較だけでなく、プランド毎、アイテム毎の分析を組み合わせると、管理部であっても売上に貢献することができるわけです。

 

さらに分析を極めると、不良在庫を見つけることができます。そもそもジュエリー業界は、商品の回転率が非常に遅いんです。だからこそ在庫を減らし、在庫管理を減らし、つまり業務をスリム化した上で売れる商品を仕入れれば、結果的に売上は上がるわけです。

 

このあたりの分析は、当然、システムがないと立ち行かないところです。今後も、iDempiereをフル活用しながら、こういったかたちで売上に貢献していくでしょう。

iDempiereにしたおかげでコスト面だけでなく、業務全体がスリム化しました。それによって目先の課題だけでなく、このように一歩先の目標を見据えることができるようになったと思います。

いちばんわかりやすいメリットはもちろんコストパフォーマンスなんですが、こういう、一見すると目に見えないところにもおおいに利点を感じました。

 

 

iDempiere の導入支援や保守サポートについては、こちらへ

 

iDempiere についてもっと知りたい方は、こちらへ